オンライン商談なんて関係ない?と思っていましたが
これからWeb商談、増えそうです。
「オンライン商談の事前準備」に関わるポイントをまとめます。
オンライン商談時間→長くて60分(集中力が続くリミット)
【本】コンタクトレス・アプローチ テレワーク時代の営業の強化書 [ 長尾 一洋 ]を中心に学んだ要点です。「会わずに売れる」営業はどう構築すればいいか。既存の取引先と信頼関係を継続するにはどうした良いかなど、たくさんのノウハウや事例が分かります。既にオンライン商談で実績ある著者が書かれた良質な本でした。
使う資料の事前共有→短時間でも効率良く
「知っていて欲しい情報」は、メールで事前共有しておくと良いそうです。
オンライン商談で1から10まで全部説明すると、一方的に話すだけで終わってしまいます。事前に送った資料について大事なポイントを説明・念押しするイメージで進め、商談は反応をもらいながら進めます。
(初対面の場合や資料準備が間に合わないときは、商談の後に確認資料をメールすると良いですね)
アジェンダの共有→Web商談の質上がる
アジェンダ(予定表)を作って直前に共有すると皆の集中力が高まり「時間が押してグダグダ」になるのを防げます。
「この打ち合わせが終わった時、どんな状態になっていたいか」
商談の最初にサッと読んで確認します。(商談前日にアジェンダをメールしておくとさらに良い)
環境・機材動作チェック→リラックスして進む
スムーズに商談が盛り上がるよう、機材や動作のチェックは必須です。
- マイクの音がキーンと割れないか
- 機材が正常に動くか(パソコンの処理スピード、通信速度)
- 画面背景の映り込みをチェック(社外秘・プライベートなもの)
- マウスのポインターサイズを大きくし、分かりやすく
- 画面共有するものは、サッと表示できるようする
WEB商談 招待メールは2回送る
「そうか、今日はオンライン商談だった」
行く手間がない分忘れられる事もあるかもしれません。商談確認メールは原則2回おくります。
【1回目メール】商談決定の直後(事例)
1回目は約束直後。確実にスケジュールに入れてもらえ、内容のズレも防げます。(開始直前のTELは相手により好きずきあるかも)
株式会社○○○
○○様
お世話になっております。
先程はお電話ありがとうございました。
次回、以下日時にてお打ち合わせをお願いいたします。
■ 〇月〇日(〇) 00:00~00:00
当日はオンラインにてご案内させていただきます。
【ZOOM ログイン方法】
- ID:○○○○
- パスワード:○○○○
開始時間になりましたら「000-0000-0000」にご連絡差し上げますので、インターネットの繋がるPCのご用意をお願いいたします。
それでは、よろしくお願いいたします。
【2回目メール】商談前日か、当日の朝
2回目のメールは前日か 当日の朝に。アジェンダ(進行表)を作った場合、このタイミングで送ります。相手がオンライン操作に不安を持っている時は「操作でわからない時は、お電話でログインの方法をご案内します」などの声掛けをしましょう。
「めんどくさい・分かりにくい」とさえ相手が感じなければ、今後オンライン商談できる機会が増え、営業はとてもラクになります。移動時間がかからないという事は、業務にゆとりができ、チカラを発揮できるという事です。良いサービス提供をできますね。
オンラインは名刺が無い。参加者を事前把握
オンライン商談には名刺交換がありません。参加者の情報は事前に確認します。名刺の形状にこだわる必要はありませんが、名前を呼ぶ事が多いので、読み方は正しく。
【名刺代わりの情報交換】
名前/会社名/住所/電話番号/所属部署/肩書/メルアド/携帯電話
以上を、自分のメール署名欄にも掲載しておきます。
- 名刺情報を送り、相手の担当業務を確認する(メールで良い)
- 参加人数・名前・役職を可能なかぎり把握
- 緊急用に、相手の電話番号を確認(すぐ繋がるものを自分も伝える)
取引先のメンバーに合わせて、上司に同席してもらう
先方メンバーの役職を確認したら、それに合わせて上司に同席してもらいます。交通時間の負担がない分、上司に同席してもらいやすいのもオンライン商談のメリットです。
相手が複数人の時、1人1台のパソコンからアクセス促す
表情がわからないと、円滑にコミュニケーションが取れません。一方的にならないよう、1人1台のアクセスがベスト。
自分の顔がアップで映るのは抵抗がありますが、顔の表情が分かるくらい画面に近づいて話したほうが「人の温かみ」は伝わります。
【本】コンタクトレスアプローチ、テレワーク時代の営業の強化書
オンラインかリアルかは、手段の1つに過ぎません。相手と気持ち良く商談できればきっと良い結果になりますね。
- うっかり約束時間を忘れてしまった
- 長々と説明を聞くだけで時間が過ぎてしまった
- 間違った名前を呼び続けていた
- 機材トラブルで魅力が十分伝わらなかった
- 操作をめんどうに感じた
これらを事前に防いでみてください。