こんにちは、バタコです。
1日中ずっとマスクをしていると、息の臭いが気になることありませんか?
以前はほとんどマスクをしなかったので、口臭に気づいてショックという方も多いですよね。
そこで今回は、家でできる口臭対策を調査しました。
口臭原因は、歯間に潜んでいる。食べかす・虫歯・歯周病
口臭の主な原因は、次の5つ
- 口トラブル(食べかす、虫歯や歯周病)←90%がコレ
- 全身の病気(内蔵や鼻など)
- 飲食物(にんにく、コーヒー、アルコールなど)
- 生理的口臭(起床時、緊張時など唾液少ない時)
- 思い込み(皆少しは臭い有り。悪臭と感じるか)
多くの口臭原因は、歯医者さんでケアするようなお口のトラブルです。
臭いが気になるからと、刺激の強いマウスウォッシュを1日に何回も使うのはNG。かえって常在菌まで減らしてしまいます。
地味ですが、結局「臭いの元になる汚れ」を取る事が大切なんです。そしてその汚れは、歯と歯のスキマにたくさん隠れています。
つまり「歯間の汚れをごっそり取る」事が口臭対策には効果的です。
口臭改善①糸ようじ(フロス)で1.5倍汚れを取る
糸ようじ(デンタルフロス)、皆さん毎日やってますか?
糸ようじで1日1回しっかり汚れを落とせたら、けっこう口臭は改善します。
歯磨きだけでは、どうしても歯間に4割の汚れが残ってしまうんですね。それが悪臭を放ちます。
放置すると虫歯・歯周病を引き起こして、生ゴミのような臭いになる事も。治療に通うのも大変ですよね。
糸ようじを併用すれば歯間は1.5倍キレイにできるので、ぜひ取り入れましょう。
順番は糸ようじが先、歯磨きは後。
順番も大事です。いきなり歯を磨くと、逆に汚れを押し込んでしまいます。
糸ようじが先。その後歯磨きをしましょう。※令和元年歯科医師会より
こうすると歯磨き粉の成分がキレイになった歯間に浸透して、口臭も抑えてくれますよ。
虫歯になりにくい人も歯間ケアは必須。虫歯と歯周病の早期発見に
糸ようじは虫歯・歯周病の早期発見にもなります。
- フロスが毎回ひっかかる→虫歯の可能性あり
- フロスで毎回出血する→歯周病の可能性あり
虫歯の9割は歯間から発生するので、虫歯になりにくくなれます。
一回虫歯になると、詰め物内部で再発を繰り返して大変ですから、新しい虫歯を増やす前にケアを習慣にしましょう。
では、オススメの糸ようじ(デンタルフロス)をご紹介します。
【本格派オススメフロス】汚れをごっそり取れるフロアフロス
デンタルフロス研究第一人者もお墨付きの糸ようじ、フロアフロス。
- 汚れがゴッソリ取れる
- 使っていて痛くない
デンタルフロスの中でも別格の高品質で、使った後のスッキリ感が違います。「他のフロスは苦手だけど、これだったら継続できる」という方も多いです。
通常のフロスは糸が細くて痛いので、歯茎ギリギリの汚れは取りづらいんです。一方フロアフロスは384本糸が絡まって出来ています。歯間に入れると唾液でフワッと広がり、優しく汚れをからみ取ってくれます。
ケースもスタイリッシュなデンタルフロスです。
【初心者オススメフロス】続けられるのは使いやすい物を
「フロスは、使うのがめんどくさい」と思われる方は、少しでもラクに使えるよう、持ち手が付いたフロスがいいですよ。ライオンの「クリニカ アドバンテージ フロス&スティック」を使ってみてください。
選んだポイントは次の2つ
- 持ち手が丈夫で、グラグラしない
- 3本糸で切れにくく、1つで全部の歯をケアできる
どのフロスも歯間に糸を入れる時、けっこう指に圧力がかかります。他の商品だと持ち手が細くて、グラつくんです。特に男性は手が大きいのでお尻のピックが指に刺さる事もあります。また、糸がすぐ切れる商品も多いので結局割高です。これじゃ続かないですね。
その点、クリニカ アドバンテージ フロス&スティックは実用的。丈夫で使いやすいです。コーティングがなく歯に入れる時キュキュッとなりますが、そのぶん価格が手頃なので、続けやすい商品です。
※使うとき、歯間に通すごとに糸の汚れは拭き取りましょう。(水で流す・ティッシュで拭くなど)
少し角度も変えながら、歯をピカピカにしてください。
口臭改善②歯間ブラシなら汚れ除去率95%
歯間ブラシは部分的にしか使えませんが、糸ようじ以上に汚れをかき出せます。
- 歯ブラシのみ 除去率58%
- 歯ブラシ+デンタルフロス 除去率86%
- 歯ブラシ+歯間ブラシ 除去率95%
糸ようじで全ての歯の側面をケアし、歯のスキマが広い所には歯間ブラシも一緒に使いましょう。
【オススメ歯間ブラシ】ワイヤータイプ!サイズに注意
ゴムタイプは汚れが落ちにくいです。ワイヤータイプの歯間ブラシを使ってください。「汚れをしっかり落として口臭を消す」という点で探すと、特にデンタルプロがオススメです。ブラシが他の歯間ブラシより長めで、汚れがよく取れます。
私も他のものを試しては、コレに戻ってきます。
歯間ブラシを選ぶ時、大事なのはサイズです。
歯医者さんの定期検診でサイズを教えてもらうのがベストですが、買う時どうしても迷ったら小さめサイズを買ってください(オレンジのサイズ3が標準的。白の1sssは小さめでスキマがあまり無い人向き)。入りにくい所に無理に押し込み続けると、歯茎が傷つき下がる事もあります。
歯間部分にスッと入るものが、ちょうど良いサイズです。
サイズがぴったりなほど汚れが良く落ちるので、徐々に調整しましょう。
もしサイズが合わなかった時、無償交換サービス(要送料)も活用してみてください。

(奥歯に入りやすいL字型もあります)
マスクで口臭気になる時は、自宅で歯間ケア
今回は、口臭対策に役立つ歯間ケアをご紹介しました。
糸ようじや歯間ブラシを毎日使うのは面倒ですが、1週間続けると気持ちよさが変わり、2週間続けると習慣になります。
治療で歯医者さんに通うのは、お金も時間もかかって大変です。
ぜひやってみて、健康な歯を守ってくださいね。