広告観察

雨の日に心弾む。写真に語らせる広告例、デザインの工夫と注意点

写真が魅力的なバナーを観察します。

「役立つ情報」よりも「雰囲気がいいな」と視覚に訴える広告です。

(メラビアンの法則 視覚55%、聴覚38%、言語7%)

広告観察:LOFT RAINY DAYS(雨でも元気になれる理由)

配信媒体:Twitter 1200×630

雨の日を、そのまま楽しもう精神。

カラフルな色で楽しさを演出するのではなく、青1色に絞ることで水の世界観を高めています。

  • 雨→内向的
  • 青→静か・冷たい

沈黙色に関わらず、励まされる理由は3つ。

①タイトル文字を大きく(ジャンプ率を高く)→力強さ・元気さ

大きなタイトル文字「RAINY DAYS」が、元気さを一気にプラスしています。まっすぐ堂々と配置されて頼もしいです。

文字は直線(ゴシック体)でカジュアル。少しふっくらしています。青春系ポスターなど、健康的で若々しい印象を作りたい時に合うフォントです。

②水平垂直で静かなレイアウト→弾む雨音を強調

水平・垂直なレイアウトは、静かで落ち着いたイメージを作ります。

これによって強調されるのは、小さな雨粒の動き。

雨の音、聴こえますかー?

③「降り続く雨空の下も、私らしく。」女性に響くキャッチコピー

さいごは「降り続く雨空の下も、私らしく。」というキャッチコピー。

「私らしく」「本来の私へ」という表現は、特に女性に響きます。ロフトのユーザー男女構成比は女性が75%なのでぴったりです。

じっくり見ていると傘の上部に光が当たっていて、下から上に目が行きます。梅雨に気持ちが明るくなる姿が連想でき、ステキです。

写真重視デザインの活用方法

写真そのものに語らせる広告手法は、趣味性が高いコスメ・車・ブランド品によく使われます。またイメージ広告に共感を寄せるのは、特に女性です。スペックはもちろん大事ですが、購入後の幸せな変化を感じ取る事が行動のきっかけになります。

写真を活かすデザインのコツ

  • 文字量をグッと絞る
  • 色数を減らす(1〜2色)
  • 全面に大きく写真配置(余白を作らない、裁ち落としレイアウト)

すると魅力的な写真に集中でき、色が本来持っている世界観が広がります。「ちょっと高くても、良いものを買いたい」ユーザーに響きそうです。

また、

  • 傘の写真が画面から大きくはみだしている事
  • 雨の粒が、はずむように丸く輝いている事

が非日常を作り出し、インパクトを出しています。

▼本当の雨の形って、肉まんっぽいです(空気抵抗による)

写真を活かすデザインの注意点

ただイメージ広告は「文字情報が伝わりにくい」デメリットがあります。そのため広告媒体や商材によっては、しっかり情報を掲載した方が良い事も多いです。

この広告は配信媒体がTwitterなので

  • ファン層に向けた案内(ロフトの事をよく知っているフォロワー)
  • Twitterで詳しい情報を読める(イベントや催事情報など)
  • 趣味趣向が強い商材

という特性上、問題なし。

何も書かれていない方が「もう特設コーナーできたんだ」「今年は梅雨が早いね〜」など、ファン層がコミュニケーションが取れて楽しそうですね。

イメージ広告の活用例

ファン層への広告(詳しく情報がなくても分かる)

特に女性層(イメージが行動のきっかけになる)

情報がすぐ読める媒体(すぐ調べてくれるなど)

はな

おわり!