壁ドンと同じ
胸キュンには、材料ドーンよ!
食材にコダワリ・売りがある商品
→材料をドンと目立たせると魅力が伝わりやすい
広告参考例:ミスドのタピオカ

材料のタピオカを散りばめる→商品コンセプトが伝わる
「かめばかむほど、おいしさひろがる!」の商品コンセプトを、紙面いっぱいに散りばめたタピオカで表現。下に余白があるので、タピオカが浮き上がって広がるように見えます。
一つの色でまとめる→色が持つ世界観を強調できる(洗練女子向け)
茶色のモノトーンはいっけん地味ですが、余計な色がないぶんタピオカの動きが強調されています。写真や文字情報をキーカラーでまとめると一体感が出て、世界観を作り込む事ができる特性があります。同系色でまとめるのは「洗練が好きな大人女子」に好まれるので、コスメ系ポスターでもよく使われる手法です。
広告参考例:ずるいチョコいちごパイ

写真を外にはみ出させる→ダイナミックな広がり
「チョコいちご」を画面から大きくはみ出させる事で
- 苺が実際より大きく見えて目を引く
- 食べた時の甘ずっぱい感覚を想像させる
- 「ラズベリーじゃなくてイチゴ」だと一瞬で分かる
- 葉っぱの緑を見せない事で、同系色でまとまる
配色・細くしなやかなフォント→大人女子向き
キャッチコピー「この組み合わせは、ずるい」は、細くしなやかな明朝文字で女性向き。筆跡が残るフォントは、チョコがとろける様子。
ビジュアルと価格のギャップ→安くておいしいベネフィット
上の写真部分は「グッと大人の雰囲気」でおいしそうです。
一方「ずるいチョコいちごパイ¥130」は色・書体ともにかわいくて大衆向け、ギャップがあります。
「マックなら安くて気軽に、おいしいスイーツが食べれるよね」という、ベネフィット(メリット)を感じさせる作りです。
広告参考例:コメダ珈琲季節のケーキ

均等に並べるレイアウト→自然に比較してもらえる
「あなたはどれ?」と選んでもらいたい時には「均等レイアウト」を使います。同じサイズで一列に並べると「同じレベルの情報なんだな」とひと目でわかり「自分だったらどれがいいか」自然に比べてもらえます。
4種類は色(色相)がはっきり違うので、特性が分かりやすいです。スペースいっぱいに果物やチョコが敷き詰められ、濃厚な味わいを感じさせます。
広告参考例:McCafe 3種のももシリーズ

堂々とチラリズム効果→関心をひきつける
この広告は「何のモモかな?」と惹きつけられる工夫があります。
- 桃の写真は、一部だけ見せる
- 桃の上に文字を重ねて、わざと見えにくくする
- 色の違いで、3種類ある事はすぐ分かる
1番前にドーンと桃の写真がありますが「何の桃だろう」と関心が出て、「黄桃・白桃・ネクリタン」という小さな文字にも目が行きました。
広告参考例:スタバ、バナナンアーモンドミルク

さいごは乗り乗りバナナ!
ななめに動きがあるレイアウト→勢いがあり目を引く
ポップで元気あふれるデザイン。ななめレイアウトで、こぼれそうなくらい勢いがあり目を引きます。
明るくはっきりしたビタミンカラー→爽快で元気
黄色・オレンジ・緑は、代表的なビタミンカラー。鮮やかで明るいトーン(明度・彩度が高い色)を使うことで、健康的で元気いっぱいなイメージ。
文字:細身・斜体・縁取り→ポップで軽やか
商品名より「発売日」がしっかり認識できる工夫されています。
- 発売日だけ斜めにしていない
- 発売日の背景が白で目立つ
スタバのフラペチーノが好きな人なら、説明がなくても新商品を見ただけで毎回買ってくれると思うので「元気いっぱいなバナナの雰囲気を伝え、スタート日をしっかり伝える」が制作コンセプト。
タイトル文字は読ませるというより、活気ある雰囲気作りにひと役買っています。細くて軽やか、縁取りフォントでカジュアルです。
おわり!